こんにちは、まつきーです。
今回の記事では、日本人が中国に行くと必ずと言って良いほど戸惑う
「どこに行っても水が熱い」
問題について話します(笑)
中国旅行に行ったことのある人のなら、わかると思うのですが、どこのレストランに行っても出てくる水、熱くなかったですか?(笑)
今回はそんな中国の水事情について話させていただきます。
トップ画像出典:https://pixabay.com/photos/bottle-mineral-water-bottle-of-water-2032980/#content
そもそも何でお湯を飲むのか?
日本のレストラン等で出てくる水は、基本全部冷たいですよね?
しかし、中国ではほとんどの場合、お湯もしくはぬるま湯が出されます。
それは、中国人が日常的に冷たい水ではなく、あったかい水を飲むからなのですが、その理由は大きく分けて3つあります!
中国人がお湯を飲む理由その① 「殺菌のため」
日本では水が綺麗で、しっかりと処理もされているため、水道水も直接飲むことが出来ます。(東京のはおいしくないですが…)
しかし、中国を含む多くの国では、直に水道水を飲むことは出来ません。なので、殺菌をするために一度お湯を沸かす必要があります。
そして、その名残で熱いまま飲むという習慣できて、今に到るというものです。
中国人がお湯を飲む理由その② 「陰陽湯(いんようゆ)」
東洋には古くから「陰陽」という思想があり、その思想は東洋医療にも関係しています。
その中には、「陰陽湯」という健康法があります。「陰陽湯」とは、カップの中に、お湯を3分の2入れ、その後に水を加えすぐに飲み干すことで体が健康になる、という健康法です。
つまりは、ぬるま湯を飲むというものですが、これが習慣として根付いたものが、今の中国人のお湯文化になった、というのが2つ目の理由です。
中国人がお湯を飲む理由その③ 「体に良いから」
3つ目の理由は、「陰陽湯」と少し似てますが、体に良いから飲むというものです。
中国人に「なんでお湯を飲むの?」と聞いて、1番多く帰ってきた答えが、
- 喝冷水对身体不好(冷たい水は体に良くない)
- 开水治百病(お湯はどんな病気も治す)
というもので、つまりは体にいいからというものでした。
最後に
今回は、中国ではなんで「お湯ばかり出てくるのか」ということについて、実際に中国人から聞いた内容をもとに書かせてもらいました。
こうしてみると、どの理由にも共通するのが「お湯の方が冷水より体に良い」という考え方なのかなと思いました!
実際、私も中国留学の後からは、冷水よりも常温の水を飲む様になり、その結果、「お腹を壊しにくく」なりました!
なので、もしお腹痛めやすいという方がいたら、ちょっと試してみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント等お待ちしております。